岡田准一さん主演映画「散り椿」を見てきました。

岡田准一さん主演の映画「散り椿」を見てきました。さすが岡田さんです。殺陣がかなり早く達人の域というように見えました。今まで、こういう系は「たそがれ清兵衛」の真田広之さん、「武士の一分」の木村拓哉さんと排出してきましたが、武道やっている分、岡田さんに軍配が上がるかもしれません。

 

映画見ていてはじめに気になったのは屏風です。見たことあるなと思っていましたら、最後のエンドロールに書かれていたので分かりました。長谷川等伯の「龍虎図屏風」です。わざわざそのために借りれたのでしょうか?

 

それから散り椿ですが、これは京都の北野白梅町の近くにある寺にあるのですが、そこで撮影したのか、それとも持ってきたのか?椿がもともと上の花丸ごと落ちてしまう花なので武士の首が落ちたようにみえ、不吉な面があり意味嫌われたところ、散り椿は花びらだけが散っていくのではかなく思え、また人生をとらえる、そんな意味を持たせる。

 

映画の内容もそのように進んでいくのですが、奥田英二さんの悪役も、なかなか良かったです。最後のエンドロールで葉室麟に捧ぐと書かれていました。これを見て葉室さんはどう思っているでしょうか?ご冥福をお祈りします。