振り子の現象が激しいこの世の中

一体パワハラを受けた人は何人いるのだろうか?2017年度に労災申請した人は1732人で労災認定された人は500人を超えたそうです。労災申請した人はおそらく勇気ある御仁たちだと思います。私ならよっぽどのことがない限り労災申請などしないと思います。

 

この勇気ある御仁にはぶれた方たちは今も苦痛に耐え忍んでいるはずです。それが一体何人にのぼるのか?また苦痛に耐えきれなかった人が過労で倒れたり、またはそれまでに至らずとも自殺したりと最悪の事態に発展していることを考えれば潜在的な苦しさを耐え忍んでいる人はかなりの割合にのぼるはずです。

 

こんなことでよく生産性なんて言葉がはけるなと憤慨してしまう。この人口減の社会になって富にそう思う。人口増の時は、また人口増がなくならない未来だったならこんなことを語る人たちは問題にとりあげられなかったかもしれません。

 

では別の視点で考えると、労災申請した人はもしや当然の権利の行使とでも思っている人が何人いるのだろうか?この権利の行使と思うひとたちが今の世の中にはかなり多くいるのではないかと思う。

 

また、人手不足による売り手市場で企業が雇用をするにおいてとてもすり寄っているように見える。まるでごますりしているかのように。この極端な動向は一体何なのだろう?振り子の減少で極端にふっているからこそ反対にふってしまうのだろうか。何だかおかしい気がする。