肩書が抑止力になれば良いところが隠れ蓑になっていた買春行為

男子バスケットボールの日本代表選手がジャカルタ市内で買春行為に及んだことは非常に残念です。何が残念と言えば、この買春行為に及んだ人たちに、ではなく、バスケットボールの同じチーム、その彼らが所属している京都ハンナリーズ滋賀レイクスターズ、またバスケットボール界全部ひいてはスポーツ界全てにおいて。

 

その人たちがそういう人だったということは誰もが分かったのでその人たちが今後復帰するかしないで終わっていくかどうかはどうでも良いことだと思いますが、巻き込まれた人たちにとっては甚だ心外なことです。

 

私が思うに日本代表選手に選ばれようが、会社または社会での肩書が良かろうが、犯罪を犯す人は犯す人です。だから、教授であったり、警察官であったりしても強姦などして記事に載る。新聞ではことさらに肩書を付与してあおってきますが、彼自身の属性とは別ものだったと思い知らされることになります。

 

望むならば、その彼らが持つ肩書が少しでも彼らの抑止力になれば良いと願うばかりなのですが、それすらも効果がなかったどころかそれを隠れ蓑に利用していた可能性があるでしょう。