きな臭い障害者水増し問題

障害者雇用の水増し問題で新たに7つの省庁も数千人規模で水増ししていることがわかったそうです。実際には障害者の人たちはなかなか雇用してもらえないという辛さを味わっていたことでしょう。その裏で「生産性」の3文字がもの凄くちらつくのが否めません。

 

このきな臭い行いは企業も官庁も中央省庁も分かっているのです。分かっている上で国民を、特に障害者を騙すことをした。旧優生保護法の問題が浮上したのも同じことでしょう。何もナチスのことを引き合いに出すまでもなく同類のやからだったということなのに引き合いに出すのは逃げの一手です。責任転嫁と言っても良いかもしれません。

 

最近ではLGBTカップルの話しではありましたが、生産性がないとあげつらった女性議員がいました。今日までずっと浸透している概念を根本から変えないことには日本は変わらないかもしれません。

 

自民党総裁選で安倍さんが有利にことが運んでおり、内閣総理大臣の続投も懸念されますが、その懸念は当たるかもしれませんよ。