日本よりも銀行マンのインセンティブ

日本はキャッシュレス決済の比率か2割ほどでキャッシュレス後進国と世界で見られている。それも日本に外国人を呼び込むための誘因に繋がらない理由の1つと見られている。だから、政府は2025年までに同比率を4割にまで引き上げようとするのだろう。

 

そんな中、給与をデシタル払いをするのはどうか?という企みが東京都やベンチャー企業が国家戦略特区で規制緩和を要望したことで波紋を呼んでいるらしい。そうなれば銀行口座を通さずに給与がもらえるということで銀行口座をなかなか開けない外国人にとって大きな誘因性を持つことになる。

 

しかし、それは銀行はいらないということだろうか。ATMでさえコンビニにお株を奪われてフィンテックのせいで銀行は行員減らしに躍起になっている。ただでさえ融資業務がかげりを負うなかで日銀のマイナス金利がボディーブローのように効いてくる。

 

日本のインセンティブよりも銀行マンへのインセンティブの方が気になってくる。