オウム真理教元幹部の死刑執行と死刑制度に思う。

日本の死刑支持率は8割だとされていることにそれでいいのか?という問いかけを京都新聞の凡語に書かれていました。西日本豪雨の最中に麻原彰晃を含む7人の死刑が執行されたため、話題が少し飛んでしまった感がありますが、重要なことであります。

 

先進国で死刑があるのは日本と米国の一部州だけで欧州連合EU)やドイツなどが執行を残虐で非人道的と批判する表明を出したとのことです。犯罪者を擁護するつもりではないでしょうけど、そんなことを聞いたら犯罪者はほくそ笑む姿を想像してしまいまいました。その裏で犯罪被害者とその遺族の絶望する思いも。

 

これはどちらに重きを置くか?ではないかと思っています。どちらにとは犯罪者か犯罪被害者か。とかく前者であれば犯罪者個人であるよりも世間一般論で書かれていることと後者であれば個人で書かれていることがあるからどうにも前者に軍配があがりやすいのかもしれないと思ってしまう。

 

死刑が良いとは私も思いませんが、一番マシなのはそれしかないのではないのか?という私は今のところそういう意見です。オウム真理教というこれだけ世界を震撼させた事件は多くの人を巻き込みました。上に書いた犯罪者や犯罪被害者だけにとどまらない問題ではあるでしょうけど。