信用ならない社会

麻生さんのセクハラ罪はないという発言、加計学園の問題もそうですが、追い詰められたときに論点をすり替え、そのすり替えた論点の正論で反論するという常套手段のオンパレードです。みんな分かっているのです。もちろん、麻生さんも。分かっていての発言ですから不穏感が漂うのですが、ともかくこの場は逃げられれば勝ちですから、36計逃げるに如かずです。

 

しかし、確実に信頼度は減っていくことを計算できないのは賢い人たちにとっては誤算も誤算でしょうか。下からの不祥事を上は、またその裏切られたもカバーしきれず、引いては安倍政権に対するダメージとなって降りかかってきています。今頃、安倍さんは忸怩たる思いでしょうか。

 

ただでさえ、北朝鮮問題の拉致や日本にまで届くミサイルの廃止を交渉しなければならない瀬戸際にある中、それどころではありませんか。また、憲法9条改正もあとに控えていますのに、このままだと集団的自衛権のように強行手段に出かねませんか。

 

さらに来年は消費税10%への変更を予定しているの経済はあまり活性化せず。黒田総裁は物価上昇率2%の時期を削除しました。6度でしたか、もう上がる見込みが分からなくなったということかもしれませんが、そうなると黒田さんが再任されたのも正しかったのか?との疑問符もつきます。

 

結局、信用ならないってことですね。