疑わしきは罰せず、か。

疑わしきは罰せずですか。彦根の19歳の警察官が教育係りの警察官を拳銃で撃ち殺した件ですが、19歳という未成年ということではじめは氏名公表を控えた新聞があったようです。拳銃で撃ち殺されても現行犯逮捕出来なければそうなってしまう。

 

性善説に基づく社会は理想です。なぜならただでさえ、これからの世は性悪説に基づく社会に向かっていくからです。管理社会の到来はそれを後押しする。キャッシュレス社会もそうですし、監視カメラもそうです。息苦しいことこの上ない。

 

しかし、この手の事件については誰を守るのか?の視点がずれているのです。事件の背景は分かりません。が、人を殺して、拳銃を持って逃走しているのですから、いち早く情報を公開して捕まえることに全力を注ぐべきだったと思います。結果的にすぐ捕まったので問題にならなかったかもしれませんが。

 

被告人には挙証責任がないため、検察が立証しなければならないというところに法の抜け目を感じますね。