北朝鮮とアメリカのチキンレース

北朝鮮金正恩委員長は電撃的な訪中をし、中朝の和解をもたらしましたが、今までのアメリカとの流れからお互いにチキンレースを繰り広げているような印象を受けます。どちらもギリギリの緊張感ながらどちらが危険な領域にまで達して競り勝つか。

 

去年は北朝鮮大陸間弾道ミサイルを雨あられのように打ちまくり強気一色でしたが、アメリカの強気姿勢に加え、北朝鮮の経済の停滞や国際社会のバッシング、経済制裁やらが効を奏したのか、これからの韓国やアメリカとの会談や今回の訪中にいたり、少しチキンレースから引き下がったのかなと見てしまいました。

 

これが競りによるオークションであれば降りてもお金を支払わず手に入れたいものが手に入らないだけに終わりますが、チキンレースのようなこの手の戦いはそうはいきません。

 

ましてや近隣諸国ひいては国際的にも問題になっているこの問題は核の問題、拉致の問題、南北朝鮮の問題に関わっており、世界で注目する項目です。日本はもちろん当事者ですから、積極的に関わらないと。