私たちは盲目になってはいけない。

自己啓発本にハマる人がいます。良くない傾向です。私も20代前半に読み漁ったことがありますが、こういう本の特徴は「自分で考えずに答えをいってくれる」ところです。この手の読者は手っ取り早く答えが欲しいので格好の餌食となります。答えなんて求めてはいけないです。正しいか正しくないかも含め自分で考えて答えを見つけるべきです。

 

親の教えも盲目的に従うというのも良くないです。親の教えはおかしいと感じ、反抗するのが反抗期で最近の子供たちには反抗期がない子がいるそうですが、これも問題ではないでしょうか。親と意見があっていたからという理由があるようですが、まだ、子供にそんなさかしらな知識、知恵があるというのでしょうか。そうなら出来すぎな子です。

 

これからの学校の勉強は知識偏重ではなく思考力重視となり、答えを教えてもらわずに自分で考える。ネットですぐに答えが出るのも本当は良くないことでしょう。堀江さんが時間かけずにスマホで調べれば良いということを言っていましたが、知識偏重の弊害でしょう。

 

インドの数学は考えるタイプらしい。足し算などは5+2=0ではなく、0+2=7として答えが一つでないように問題をだす。決まりきった答えだけを暗記し、他を想像しない。私たちは盲目になってはいけない。