貴乃花親方・・・この親にしてこの子あり、です。
貴乃花親方の愛弟子である貴公俊が付け人に暴言に加え、暴行で血が出るまでに殴ったとのことですが、「この親にしてこの子あり」ということでしょうか。この相撲業界を見ていて日本社会のあらゆる悪弊が渦巻いているような気がします。
上に対しての忖度社会はもとよりパワハラ、八百長、薬物、やくざ絡みなどなど。ここに日本社会の縮図を見ることができるのでそういう視点で見た方が良いというように今回の件で思いました。
貴乃花親方のようになりたいとその弟子たちはそろいもそろってそう言います。確かに相撲取り時代はそのように思える良い相撲を取っていたと思います。しかし、相撲取りから親方に代わってからはどうでしょうか?疑心にかられても仕方ないのではと誰もが思います。
今これだけ叩かれてしかも長期間にわたり問題になっている中で暴言と暴行をしている時点で普通なら自粛します。日常的にやっているのだとしたら今の内はおさめておこうと皆が皆、言葉でかわさないでも暗黙の裡に分かるものです。それこそ忖度し合うということになりますが、上に対しての忖度でないため分からなかったということでしょうか。
それか日常的過ぎて悪さの度合いが、感覚がマヒしすぎて分からなかった。そういうことかもしれません。そこが貴乃花親方のドツボにハマってしまったところかも。