司法取引が日本でも6月1日から導入されるらしいです。よく外国では聞いたことがありますが、日本ではなかったのですね。頭の中に「囚人のジレンマ」という言葉が浮かびましたが、少し違いますか。
違うというのは共犯者の犯罪を明らかにするとはいえ組織的な犯罪に迫るためのようだからです。では次に思い浮かんだのはインサイダーによる内部告発ですが、共犯ではないということで違いますか。
いずれにしろ罪を犯している者どうしなのであれば芥川龍之介の「くもの糸」を思い出します。告げ口に対してはあまり寛容ではない日本でどこまで効果が出るでしょうか。