アメリカの孤立、と孤独

アメリカは先ほど鉄鋼・アルミの輸入制限を発動し、今回、予定路線ではあったもののTPPはアメリカ抜きで新協定で署名されました。日経新聞では「孤立主義 米の焦燥」と取り上げています。つまり、保護主義といえば聞こえは良いですが、保護ではなく孤立とこけおろしたということでしょう。

 

これが強いアメリカならまだ孤立ではなく保護を保てるといえるかもしれません。しかし、すでにオバマさんの時に世界の警察から離脱し、トランプさんに移って米国第一を掲げ、それに躍進しました。これでは政治でも経済でも保護主義という名の孤立主義を押し進め、世界での孤立は高まる恐れがあります。

 

中国は軍事でも経済でもアメリカに追い付き追い越せを目指しています。2位ではダメですか?との蓮舫さんの言もむなしく中国なら絶対ダメですといいかねない。アメリカのITビッグ5もいずれ中国の会社に抜かれるのでは?と言われており、中国のIT企業もその次ぐらいに布陣しています。アメリカは何を目指すべきでしょうか?関連がなければ日本もそこまでこの状態を追う必要はないでしょうけど、まあ関連というよら追随に近い関係ですから。

 

ところで、日本で今問題となっているのは「孤独」です。とりわけ高齢者の孤独が増え、いろいろな病気にも匹敵するぐらいの影響があるようですが、北島三郎さんの次男さんもこれに当たるのでしょうか?孤独死という言葉が出てくるぐらい深刻な問題となっています。

 

イギリスだったでしょうか。新たに孤独担当大臣を置いたらしいですが、日本だけの問題ではないということですね。孤立と孤独。まさかアメリカは孤立から孤独にまで落ち込みはしないと思いますが。