堀江さんの多動力という本を読みましたが・・・

堀江貴文さんの「多動力」という本を読んだのですが、ちょっとガッカリでした。今までも一応堀江さんの本を読んできたのですが、この本でちょっとこれから読むのは考えようかなって思ってしまいました。

 

今まで読んできた理由は他の人とは違う視点を持っている部分があって新しい視点が何か得られるかなって思っていたからなのですが、この本は結構他の本と似たようなことを書いておられる感じがしました。つまり使いまわしですね。

 

それから「効率」ということを考えすぎで、それだけに徹しすぎなきらいを感じます。確かに今が生産性の低さが日本では殊の外語られるわけですが、果たして人の付き合いまでも削ってまで効率を考えるところに共感できない部分がありました。

 

ご自身の本に感動した人の感想を無視する、会議中でもスマホに向かう、電話、FAXなど一切連絡を取るつもりはない、どれも人との付き合いを無視した生き方です。最近ではお店でも友達で来ても会話せずにスマホに向かう人たちをよく見かけるようになりました。それだけでなく、街中でも皆が皆一様にスマホに向かっている姿をよく見かけます。人生は効率だけでしょうか?無駄な時間だって必要だと私は考えています。

 

つまり、大人な部分を何か感じないのです。子供の心を忘れないという面では必要なことだと思いますが、それだけで生きていくにはあまりにも欠落している感じがします。いろいろなものにハマる、のは良いと思いますが、すぐに飽きろとは。