上から目線の何がいけないのか。

上から目線や上からの立場での発言は何がいけないのでしょうか。それは尊敬するべき対象であるというのを分かる前に態度による圧力を示しているからではないでしょうか。優れているのであれば尊敬すべき対象であるということは自ずとわかるはずでそれを分かってもらえるまで待つ、ということをしなければ尊敬すべきかどうか分かるまでもなく嫌な奴というレッテルしか貼られないでしょう。

 

それはしつけで分かってもらうまでに暴力で強制的にするのと似通っている気がします。尊敬すべき対象であると分からないというのはその人にそもそも能力などがないのか、それとも下の者がそれを分かるまでのレベルに達していないのかのどちらかでしょう。前者であればご自身が向上するしかなく、後者であれば余裕をもって見守るか、です。

 

では、下の者が自分を超す者であればどうなるでしょうか?上の問題は自分の技量と器の問題でしたが、ここからは器だけの問題になります。そこを認めることができるか。認めることができなければ器が小さいことになります。そこで下の者だったものが上からの立場で見てくるのであれば技量はその下の者が上になりますが、器は小さいということになります。

 

私は器を重視するようになりたいと思い、精神を鍛えねばと思っていますが。