賃上げとデフレのさ迷う問題

賃上げの問題はデフレの問題と絡まっているようでいて実は絡まっていないのではないでしょうか?賃上げの問題は生活必需品との問題に終止し、それ以外の消費に関してはただ買いたいという意欲が高まるかどうかの別の問題な気がします。

 

欲しければ生活が少しぐらい逼迫していても何とかしてやりくりして買うかもしれません。今では所有欲求から承認欲求へと移行したと考えればそもそも対策方向が違うことになってしまいます。

 

生活困難という問題なのであれば経済から政治レベルに様変わりします。低年金の人は賃上げの問題とは別、とはいかずに定年延長でカバーする。もちろん、しわ寄せは別に行く。

 

このさ迷う問題は果てしなく続く。