人生100年時代ではなく人生70年時代。

リンダグラットンさんのライフシフトという本で人生100年時代が提唱されました。が、今の平均寿命が80歳そこそこですし、健康寿命で言えばまだまだ70歳そこそこです。そう考えると、今の私たちはまだまだ人生70年時代だと考えた方が良いかもしれません。

 

では、老後の余暇は?私は老後は体力的にも衰えているだろうし、全く何もしないということではないですけど、ゆったりとはしたい。

 

年金の支給年齢がどんどんと上がっています。また、定年の存在意義が問われている中、定年年齢がどんどんと上がっています。公務員だって上げようとしています。人生70年時代にそれらが70歳にまで上がったら私たちはいつその後を安心できるようになるのでしょうか?

 

健康寿命を平均寿命に近づけ、イコールにするのは良いことですが、そのイコールを仕事にまで持ってくるのはいかがなものでしょうか。老骨に鞭打つとはこのことかもしれませんが。