働き方改革はいま何故求められているのか?

働き方改革はいま何故求められているのでしょうか?先ほど書いた生産性の問題もありますが、人口減の問題もあります。大量消費が可能だった時代はもはや過ぎ去り、それどころか今では消費自体も「モノ」から「コト」にと移行しています。そして、消費する私たちは生活苦にあえいでいますし、たとえお金があったとしても楽しみに使うための時間もありません。

 

年金は破たんし、若い世代の私たちはおそらくあまり貰えないでしょう。それが将来の不安を後押しし、貯蓄へとせっせと向かいます。若者の〇〇離れが叫ばれる中、消費が下がり続けずっとデフレ状態です。私の中ではこの消費自体があがらないのに消費税を上げて効果があるのか疑問なのですが、消費税は10%へと上がることになります。

 

リスクを取らない私たちは投資ではなく貯蓄へと向かう向きは銀行に預けても金利が全く上がらずお金を預けているだけというのが実態なのでしょうけど、それしか手が浮かばない。銀行は銀行でゼロ金利政策で経営自体にあえいでいます。

 

人口が減り、結婚する人も減り、新築が減ると融資も減る。会社は設備投資をしないためその融資もできない。そればかりか段々と会社の平均寿命も少なくなってきて倒産する会社が増え、危なくて融資もできない。商工中金民業圧迫をしてきたし、大企業も危ない時代になってきていますし。

 

もっと言えばキャッシュレス社会が世界に蔓延する中で日本もまだまだとはいえキャッシュレス社会を余技なく?されつつあります。それが銀行への圧迫へと苦しい時代となりました。