司馬遼太郎さんの小説は・・・

学生の頃の昔、司馬遼太郎さんの小説をむさぼるように読んだことがあり、その時に司馬さんの小説のどこに興味があったかと考えると、ロマン的な書き方と脇役にスポットライトを当てる手法に興味が注がれたからだと思います。

 

司馬さんの作品は膨大でまだまだ読みきれていませんでした。今、久しぶりに読む気になり、読んでいるのですが、今、司馬さんの小説のどこに興味が沸いているのかは昔と変わってきました。

 

徹底的な膨大な資料の読み込み、そこから生まれる司馬さん独自の観点、視点、そして思考。それらは偏りはあるでしょうけど、俗人には到底たどり着けない思想を歴史上の人物をかたどって語られるところに興味がわくからなのだと思います。

 

小説家になりたいとかそんな気持ちは微塵もありませんが、尊敬する人物ですね。