この社会に欠けた行為と「格安」航空会社バニラ・エア
「格安」航空会社というものにはじめから疑った目を持っていましたが、それは「格安」という言葉にであり、個々の会社ごとにはそれを覆してくれるものだってあるだろうとは希望を抱いていました。それを案の定というか御多分に漏れずというかそういう感想を格安航空会社バニラ・エアに持ってしまいました。
車いすの男性に会社の規定に違反するからという理由で階段式タラップを1段ずつ自力で登らせたそうではないですか。あとでこの会社は謝罪したそうですが、もうその謝罪は遅いです。
会社の規定に縛られてその障碍者が這うのを黙って見ていた訳でしょう?しかも、歯噛みしていた訳でもなく、一体どんな気持ちで見ていたのか。会社が言ってんだと会社と社員の右往左往では何ともやりきれない。
この社会に何が欠けているのでしょう?人間という言葉の「間」はもう取っ払われた気がしますね。